グローバル資本主義とクリーピング・ソーシャリズム ——21世紀の資本主義と社会主義を展望する——

著者: 柴垣和夫

0.はじめに Ⅰ. 20世紀の総括 1.20世紀はどういう時代であったか 2.ソ連型社会主義の特質とその難点 3.社会主義の目標と課題についての新視角 4.現代資本主義の特質 5.福祉国家における労働力商品化の部分的止揚

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テント日誌12月20日…「それは死ではなく生の色だ」とゴッホならいうだろう

著者: 経産省前テントひろば

経産省前テントひろば1807日後 「それは死ではなく生の色だ」とゴッホならいうだろう 12月16日(土) 経産省敷地内のケヤキの枝に残る葉もわずかになってきた。鮮やかだった葉の色もおとなしい色調に変わっていた。死にゆく葉

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周回遅れの読書報告(その39) アブラハム・レオンのユダヤ人論

著者: 脇野町善造

 アブラハム・レオンの『ユダヤ人と資本主義』を読んだ時の話である。この本は、第4インター・ベルギー支部の中心的活動家だった著者が、僅か26才でナチの手によって殺されるまでの、ほんの短い時間のうちに、書き上げた本である。非

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圧倒的支持をえた独立への苦難の戦い続く - クルドとカタルーニャ、歴史的住民投票その後 -

著者: 坂井定雄

2017年も、世界中で現在と将来にかかわる重要な、歴史に残る出来事が発生した。この秋、イラクのクルド自治区と、スペインのカタルーニャ自治州では、民族国家独立を目指す歴史的な住民投票が民主的に実施され、どちらも圧倒的多数の

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アベ政権をパワフルに笑い飛ばす「ウーマンラッシュアワー」

著者: 澤藤統一郎

☆見たか、聞いたか。ウーマンラッシュアワー。 ★ウーマンがラッシュアワーで、いったいどうした。 ☆この動画を見てみろよ。 ★なんだ、たかが漫才か。 ☆漫才だけれど、たかがではない。これがすごい。 ★すごいってなんだ。話題

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  ◇記者会見・意見交換会◇ 原子力市民委員会 『原発ゼロ社会への道 2017 ―― 脱原子力政策の実現にむけて』

著者: 田中一郎

原子力市民委員会は、12月25日に『原発ゼロ社会への道 2017 ―― 脱原子力 政策の実現にむけて』を発表することとなりました。こちらは、2014年に発行 した「脱原子力政策大綱」の続篇であり、展開となります。 『原発

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緊急案内】」12.27規制委緊急抗議行動~東電柏崎刈羽原発の再稼働を認めるな~

著者: kimura-m

(重複送信お許し願います。転送・転載を歓迎します) いよいよ12月27日に柏崎刈羽原発の設置変更許可を認可するようです。 それで、再稼働阻止全国ネットワーク(と原子力規制委員会毎水曜昼休み抗議行動)で 27日(水)10時

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『資本論』150年、ロシア革命100年の日本は、「ファシズムの初期症候」に溢れていた!

著者: 加藤哲郎

2017.12.15  年の瀬です。先日、明治大学での現代史研究会で、研究上の大先輩、水田洋さんと伊藤誠さんに、久しぶりでお会いしました。2012年に亡くなったイギリスの歴史学者エリック・ホブズボームの遺著『いかに世界を

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本間宗究(本間裕)の「ちきゅうブッタ斬り」(177)

著者: 本間宗究(本間裕)

ビットコインのバブル相場 「2017年の特徴」としては、「ビットコインのバブル相場」が指摘できるようだが、実際には、年初の「約1000ドル」が、現在では、「約10倍の10000ドル前後」にまで急騰しているのである。そのた

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【報告】「イージス・アショア」閣議決定に官邸前抗議(連帯メッセージも)

著者: 杉原浩司

12月19日午前、陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の閣議決定が強行されました。閣議決定直前に行った「イージス・アショアの閣議決定をやめろ!官邸前緊急行動」(呼びかけ:大軍拡と基地強化にNO!アクション

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<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く

著者: 内野 光子

<談合>大きなものから、小さなものまで、どこまで続く ゼネコン4社によるJR東海のリニア新幹線工事をめぐる談合のニュースが連日続いている。総工費9兆円にも及ぶというから、そこに群がるゼネコンは、醜悪な談合の歴史にまた大き

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青山森人の東チモールだより…もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか?

著者: 青山 森人

青山森人の東チモールだより  第362号(2017年12月19日) もたつく展開、たんなる泥仕合か、それとも何かの機をうかがう時間稼ぎか? ソモツォ防衛大臣の失言、その後 12月初めにも、「政府計画」が二度目の拒否にあう

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商社マンの幻視で表現した戦後七〇年 - 浅田次郎著『おもかげ』を読む -

著者: 半澤健市

 浅田次郎の作品を初めて読んだ。泣いた。 主人公は退職歓送会の帰路、脳梗塞で倒れる。作者は、死の床にある男の脳裏に浮かぶ回想と幻影を描いていく。その内容は、少年時代から現在に至るまでの65年の人生の、思い出深い場面である

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カネのちからによる言論介入を許してはならない。 ― 「DHCスラップ訴訟」を許さない・第116弾

著者: 澤藤統一郎

東京メトロポリタンテレビジョン(MXテレビ)が今年(2017年)1月2日放送の「ニュース女子」について、BPOが「重大な放送倫理違反があった」とする意見書を公表した件。これは看過してはならない大きな事件であり問題なのだ。

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